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宮城県女医会 会長挨拶

ご挨拶

  宮城県女医会会長 岩崎 恵美子

 宮城県女医会は、昭和33年に宮城県内に在住する女性医師が集まり、研鑽と相互の親睦を図り、女医としてのキャリアの維持を支援することを目的にスタートし、その活動は既に60年近くに及んでおります。併せて、地域医療の支援や社会福祉活動にも積極的に参加し、県民皆様方の健康維持に貢献していくことも本会の理念とするところであります。
 また、本会の活動として、女性のための健康相談、公開講演会や研修会などの開催、若い女性医師への研究助成、東北大学病院病児保育への支援など、多方面にわたるさまざまな事業を展開しております。

 私ども女性医師の先駆者である荻野吟子女史が、幾多の苦難を乗り越えて女性医師公許第一号となられた1885年から既に130年余が過ぎ、現在では日本の女性医師も全医師数の約20%に達しております。近年の医学部入学者のうち3分の1は女性が占めている現状から、今後も女性医師の比率は増加していくものと思われます。女性医師が社会で果たす役割も責任もますます大きくなり、同時に社会の女性医師に対する期待も高まっていくものと感じています。

 しかし、女性医師の中には、出産や育児に際して第一線を退くと、その後に復帰の機会を得られず、持てる知識や技術、経験を生かせないままの人がいるのも現実で、まだまだ男女間の就労格差は女性医師の上に、より重くのしかかっております。私達宮城県女医会も、社会からの期待に応えることが出来るよう、このような問題の解決に向けて頑張っております。

 医師として働く私達は、傷ついた人々に寄りそって働くことを求められており、特に女性医師のきめ細やかな生活感に根ざした指導や支援は、女性であることのメリットを大いに発揮できるものとして、活動を進めて行く所存です。 そして、本会の活動を通じて宮城県内のさらに多くの人々から認知され、頼られる存在となることを願ってやみません。