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宮城県女医会 新年会(1月例会を兼ねて)

【 日 時 】 仙台国際ホテル
【 場 所 】 仙台国際ホテル
【 出席者 】 会員27名、他4名、講師1名

【 例 会 】
演 題 「鼻閉とQOL 外来から返してはいけない患者の見分け方について」
講 師  東北医科薬科大学 耳鼻咽喉科教授 太田 伸男先生

 樋渡奈奈子会員による司会、岩﨑恵美子会長の挨拶で例会が始まり、松谷幸子会員が座長をされ、講師のご略歴の紹介後、早速講演に入りました。
 太田伸男先生は平成28年の4月から東北医科薬科大学の副学長、耳鼻咽喉科の教授として着任されておられます。
 ご講演はまず耳鼻科の紹介から始まり、耳鼻科に置けるパラダイムシフトとして、鼻内の腫瘍の内視鏡手術、ハーモニックスカルテルという切開と凝固が同時にできる新しい器具の使用、治療の難しいがんに対する重粒子線治療、甲状腺手術後の嗄声に対する音声改善手術としての披裂軟骨内転術など、それぞれ症例を提示して紹介されました。アレルギー性鼻炎については第二世代の抗ヒスタミン薬(効果発現の速さ、持続時間の長さ、眠気が少ないことなどについて比較)、後鼻神経切断術(ハーモニックスカルテルの使用)、舌下免疫療法の効果・安全性のお話がありました。また現在大学として取り組んでおられる嚢胞状リンパ管腫、ガマ腫に対するOK-432局所注入療法、IgG4関連疾患の研究等他、好酸球性中耳炎の話に始まるプログラム細胞死、非プログラム細胞死の話から、慢性副鼻腔炎と喘息、呼吸機能の関係等まで多岐にわたるお話を門外漢の会員にもわかりやすく、また面白くお話頂きました。
 記念撮影後、会場を新たにして、瑞宝双光章を受勲された元日本女医会会長の小田泰子会員のお祝い並びに新年会となりました。美味しいお料理をいただきながら、オカリナ演奏、合唱、朗読、ピアノ演奏などを楽しみ、会員相互の親睦を深めました。
 最後にお忙しい中、ご講演を賜りました太田伸男先生の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

宮城県女医会総務・広報担当 吉田玲子