MIYAGI Medical Woman's Association
宮城県女医会について
活動内容
県内の女性医師の皆様へ

日本女医会関連

トップページ > 日本女医会関連 > 公益社団法人日本女医会第64回定時総会 ご報告

公益社団法人日本女医会第64回定時総会 ご報告

文責 吉田玲子
開催日:2019年5月19日 (日) 
午前10時45分から、札幌グランドホテル(北海道札幌市中央区北1条西4丁目)において第64回定時総会が開催されました (会員数1,140名に対し、出席者数41名、委任状提出者541名の合計582 名であり、定款の規定により、会員総数の2分の1以上に達しており、総会は成立)。

2019年3月31日現在
会員現況 会員数 1,140名 会員動静 2019年度入会者 16名退会者 82名(自然退会者1名を含む) 物故者 14名

総会成立確認後に、平成30年度及びその後2019年5月10日までにご逝去された14名の会員に対して黙祷が捧げられました。

議案の審議に先立ち、会長挨拶では、今回の定時総会開催にあたり協力を頂いた北海道支部並びに北海道女性医師の会の会員の方々に対し謝辞が述べられました。また、ナショナ ルコ-ディネ-ターの前田佳子会長より、2019年7月25日から28日にニューヨークにて開催予定の国際女医100周年記念会議に関する情報伝達と参加の呼びかけがありました。


会議に関する事項:議長団に新谷朋子会員、髙橋英子会員、議事録署人に川越里香会員、江原亮子会員が指名されました。

第64回定時総会を2019年5月19日札幌グランドホテルにて開催。

議事

日本女医会所有の青山宮野ビル(301・302号室)老朽化に伴う事務所移転案は承認され、今後は同物件の売却先並びに移転先の決定は理事会の一任となりました。
←2019年6月25日、東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目3番19号ロワレール千駄ヶ谷202に事務局を移転

報告:2019年度事業計画として

  • 従来の事業の継続←公開講演会の助成として宮城県女医会創設60周年記念、令和元年記念講演会市民講演会の助成(2019年6月23日開催)
  • 国際女医会活動:国際女医会儀創立100周年記念会議に向けての準備と参加
  • ブロック懇談会を2019年6月16日に、山梨県甲府市で開催予定。
  • 女性の健康支援事業委員会:女性の健康に関する講演会を開催予定。(十代の性健康支援ネットワーク事業を発展させ、新たな委員会の立ち上げ)
  • 第65回定時総会について←2020年5月17日(日)に東京で開催予定。尚、次々期は栃木での開催予定。
  • 2020年度役員選挙について

議事

日本女医会吉岡彌生賞は医学に貢献した女性医師部門として岩﨑直子氏に、荻野吟子賞は堀本 江美氏に授与されました。学術研究助成として第3回山﨑倫子賞は覚道奈津子氏に、第39回学術研究助成は山原 真子氏、山本和子氏の両氏に、第4回日本女医会溝口昌子賞は蓮池由紀子氏に第1回日本女医会山本纊子賞は皆川智子氏に授与されました。また、功労会員として津田喬子氏、古賀詔子氏のお二人が表彰されました。

(支部・本部連絡会が2019年5月19日、総会に先立ち、札幌グランドホテルにおいて開催されました。  総会前日には北海道支部と北海道女性医師の会の主催で、エクスカーションと懇親会が行われ、好天に恵まれ、大倉山シャンテ・白い恋人パーク巡りを楽しませて頂き、懇親会では、シンフォニエッタによる格調高い管弦楽の演奏や写真部作成の北海道の美しい写真のスライドショーや「なつぞら」の「なっちゃん」に扮した先生による「北海道クイズいくしかないしょ」、荻野吟子賞を授賞された堀本江美先生のスピーチや前日に荻野吟子縁の地であるせたな町を表敬訪問された前田佳子会長や平成29年に日本女医会荻野吟子賞を授賞された埼玉支部の深井登紀子先生の感想や急逝された濱田啓子先生のお嬢様である飯田有紀先生からは啓子先生の思い出やお礼の言葉があり、北海道ブランドにこだわったお料理に舌包みを打ちながら、終始笑いの中、楽しい時間を過ごす事が出来、新谷会長をはじめとする懇親会を準備された先生方に感謝する次第です。


総会後に市民公開講演会が開催され、旭川医科医大皮膚科、復職支援・子育て・介護支援センター長 教授の山本明美先生が「女性が活躍するための戦略」と題して①現状と問題点②個人レベルの戦略③組織レベルの戦略に分けてわかりやすくかつユーモアたっぷりに話され、最後にはダイバーシティの概念を導入され、12年間の積み重ねられた成果により、所属されている大学における女性医師の管理職への登用が増加傾向にあると纏められ、その間のご苦労が窺がわれました。また、ご講演の初めに総会の前年に急逝された日本女医会理事の濱田啓子先生に捧げますとお話をされ、北海道における濱田先生の存在の大きさを改めて感じた次第です。心より、ご冥福を申し上げます。

ページの先頭へ